飛騨高山の重要文化財“日下部民藝館”に宿泊できる「谷屋」がオープン

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飛騨高山

岐阜県、飛騨高山の重要文化財“日下部民藝館”に隣接する伝統的な町家を改修した、1日1組限定のラグジュアリーヴィラ「谷屋」が2022年10月10日(月)にオープンしました。

目次

飛騨高山の重要文化財を活用した「谷屋」について

飛騨高山 谷屋

歴史を今に伝える風光明媚な町並みが残る古都・飛騨高山。飛騨高山の重要文化財“日下部民藝館”を所有する日下部家は、当地で江戸時代から続く旧家です。

高山市旧市街地に位置する国指定重要文化財「日下部家住宅」は、江戸時代中期からこの地の豪商として栄えた日下部家が明治12年に建て、今なお現存する貴重な民家建築です。隣接する「吉島家住宅(重要文化財指定)」とともに、飛鳥時代から続くこの地の大工技術の粋を集めた建築として評価され、現在はその内部を一般公開するとともに飛騨高山を中心とした各地の民藝を展示する「日下部民藝館」として多くの方々に親しまれてきました。

飛騨高山 谷屋

飛騨高山の中でも、かつて城下町の中心、商人の町として発達し、今では伝統的建造物群保存地区である「古い町並」として人々に親しまれてきたエリアの下町にある谷屋。

谷屋は、この日下部家住宅に隣接する築100年余りの「離れ」を改修した1日1組限定の宿。谷屋にご宿泊されると、日下部家住宅の魅力を余すことなく堪能できるだけでなく、谷屋でのご滞在を通して、飛騨高山の歴史や風土、そしてこの地で育まれてきた人々の暮らしに五感で触れられる旅を楽しむことができます。

町家建築を活かした間取り

谷屋 間取り
出典:谷屋ホームページ

飛騨高山の重要文化財“日下部民藝館”に宿泊できる「谷屋」では、日本の原風景のひとつとも言える町家建築としての造形はそのままに、随所に現代の飛騨の匠の技が散りばめられています。

しつらえには飛騨の木を贅沢に使用。自然光が注がれる中庭に面した極上の檜風呂をはじめ、空間の隅々に至るまで、心落ち着く木の香りに包まれた安らぎのひとときを過ごすことができます。また、谷屋にご宿泊のお客様は、重要文化財である日下部民藝館へも自由に出入りすることができます。

飛騨高山 谷屋

通りに面した個室からは、高山の風情ある町並みを堪能可能。高山の家具作家「SUNGTAE」による蓮池をイメージしたオリジナル家具は、山中和紙で囲まれた室内の意匠と調和し静謐な印象を与えてくれるそう。10月に開催される秋の高山祭の屋台行列を観覧できる絶好の立地でもあり、祭事中は贅沢な観覧スポットとしても愉しむことができます。

飛騨高山を堪能するアクティビティ

飛騨高山

谷屋のお客だけが参加できるエクスクルーシブ・プログラムも用意されています。

宿泊する建物内の設えの紹介および、日下部家が推奨する各種体験はもちろん、飛騨一ノ宮の原生林に日本最古のイチイを訪ねるツアーをはじめ、山中に暮らす樵(きこり)と山の恵みを愉しんだり、天皇陛下の笏をつくる宮大工の技巧を見学したり。そのすべてが、谷屋でしか体験できない特別なアクティビティです。

豊かな森林資源に恵まれ、山と木とともに生きてきた飛騨人が育んできた文化とその奥深さを存分にご堪能できそうです。

アクティビティの例

  • 飛騨の原生林の奥地に佇む、日本最古のイチイの木を訪ねる
  • 山中に暮らす樵(きこり)を訪ね、山の恵みをともに愉しむ
  • 天皇陛下が持つ「笏(しゃく)」を削り出す宮大工を訪ねる

※要事前予約。時期によって内容が変わります。

飛騨高山の重要文化財を活用した「谷屋」の概要

オープン        : 2022年10月10日(月)

公式webサイト      : https://taniya-hida.com/

場所          : 〒506-0851 岐阜県高山市大新町1-55(JR高山駅から徒歩15分)

飛騨高山

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