おいしい飲み物や食べ物はもちろん、カフェの醍醐味といえばその空間。伝統的な町家や古民家を活用いたカフェは、居心地が良く、趣のある佇まいやインテリアによってタイムスリップさせてくれます。今回は関東近郊、東京や神奈川の町家カフェ・古民家カフェを中心に著者が行ってみたい、行ってみたお店をご紹介します。
ゆったりとした時間を過ごせる古民家カフェ「松庵文庫」(西荻窪)
2013年7月オープン。西荻窪駅から徒歩7分、築80年にもなる昔懐かしい古民家を改装したブックカフェ&ギャラリー「松庵文庫」。友達同士でおしゃべりに華を咲かせる場としても魅力的ですし、ゆっくり1人で本を読みながらプライベートな時間を満喫することができる古民家カフェ。
ランチにいただける「お米御膳」は季節や仕入れた食材によって内容が変わるそうです。ランチはもちろん、9時からのモーニングや金・土曜日のディナーもおいしそうです。
松庵文庫
住所:東京都杉並区松庵3丁目12−22(JR中央線「西荻窪」駅 徒歩10分)
営業時間:木日:9:00〜18:00 金土:9:00~22:00 月,火:定休日
大正5年築の町屋カフェ「カヤバ珈琲」(谷中)
谷中・根津・千駄木、谷根千エリアには古民家カフェ、町家カフェが複数残っていますが、その中でもシンボル的な町屋カフェ「カヤバ珈琲」。オープン以降、ミルクホール、かき氷・あんみつ店などを経て昭和13年に現在の形になりました。
町屋カフェ「カヤバ珈琲」の名物メニューは、ふんわり厚焼き卵のサンドイッチは、そのふわふわの食感に舌鼓をうちます。値段も良心的。夏にはかき氷も担当できます。
カヤバ珈琲
住所:東京都台東区谷中6-1-29(JR「日暮里」駅 徒歩10分)
営業時間:8:00 ~ 18:00 *19:00までの日もあり (不定休)
昭和の面影が残る古民家カフェnino cafe(小田原)
『古民家のカフェとレストラン』(ぴあ)でも紹介されている小田原(神奈川県)の「nico cafe(ニコカフェ)」。
東海道五十三次の9番目の宿場でもある小田原の町屋を活用したカフェです。むかし懐かしい昭和の雰囲気を残しつつ、店舗デザイン会社を経営する店主のコンセプト「子供連れでいけるおいしいカフェ」を体現しています。
“小田原レモンのクレープ”660円や、地元産の梅酢をつかった”元祖サクサク梅酢唐揚げご飯”など、小田原の魅力を詰め込んだオリジナルメニューが評判を呼んでいるようです。
nico cafe(ニコカフェ)
住所:神奈川県小田原市栄町2丁目15−26(JR「小田原」駅から徒歩7分)
営業時間:10:30~17:00(不定休)