町家や古民家購入の8つのステップをチェック。

  • URLをコピーしました!
町家 購入

「町家や古民家が欲しいな」と考えても、「普通の物件購入と何が違うの?」「どうすれば良いのか分からない…」「何に注意すべきなの?」など、初めての経験だとどうしていいかわからないもの。

どれだけ時間がかかるのか、手間がどこまでかかるのか気になると思います。そこで今回は、町家や古民家の購入方法や注意点、気になるローンなどについて、分かりやすく解説していきます。

目次

町家・古民家購入までの8つのステップ

STEP
条件の検討
STEP
物件情報の収集・問い合わせ
STEP
物件の内覧・周辺環境の確認
STEP
購入の申し込み
STEP
住宅ローン事前審査
STEP
売買契約・重要事項説明
STEP
購入金額の支払い、住宅ローン本審査

STEP
入居

町家や古民家の購入においても、一般の物件と、不動産を購入するまでの流れが大きく異なることありません。
もちろん、購入する不動産の条件や、リノベーションの有無、お客様の状況(ローン有無など)によって、手続きの順番などが変わる場合があります。

STEP1:物件を調べる前に、物件選びの条件を検討

町家や古民家の物件情報を調べる前に、まずは住みたい物件のイメージを明確にしましょう。そこに住んで、どんな暮らしがしたいかが想像出来たら、具体的な物件を見ていきます。

希望条件をまとめたりするのが難しい、そんなときは、まず実現させたい「理想の暮らし」をイメージしてみましょう。実現させたい「理想の暮らし」について、まずは思いつくままにイメージを書き出ます。「この条件ハードルが高いかも」があってもOK。できるだけ具体的に書き出していきます。

そのなかで「絶対に譲れない条件」と「あったらうれしい条件」を色分け。「絶対に譲れない条件」で、物件を大枠の物件を絞って、「あったらうれしい条件」で優先順位をつけていくと、素敵な物件に出会えるかもしれません。

STEP2:町家・古民家物件紹介サイトで、気になる物件を探す

町家や古民家暮らしの理想像を描けたら、気になる物件を探していきましょう。

事前に検討した「エリアや最寄駅」「物件価格」「広さや間取り」「リフォームの要不要」などをもとに探していきます。

希望エリアにはどんな物件があるのか、希望する価格帯で購入ができそうなのかなど、まずはざっくり相場を把握してみて「絶対に譲れない条件」が満たせそうなのかを確認してみます。WEB上で調べることができるので、「絶対に譲れない条件」は意識しつつ、そのほかの物件についても広くみていきましょう。物件をチェックしているうちに、意識できていなかった必要な要素や、思っていた以上に意識しなくて良い条件が見えてくるはずです。

候補を見つけたら、実際にいくつか連絡してみて、内覧に進みましょう。

町家や古民家物件は一般の不動産情報サイトでも紹介されていますが、絞り込み機能がなく、意外と探しにくいことも。物件探しでは下記の方法があります。

町家や古民家に特化した不動産サイトで探す

町家や古民家に特化した不動産サイトの活用はおすすめです。

町家や古民家に特化した不動産サイトでは、その道のプロ・専門家が仕入れた物件情報や、リノベーションのアイデアなど、役立つ情報が豊富に掲載されています。また、物件情報だけでなく、専門家によるアドバイスや見学会など、不動産探しのサポートも充実しています。

<町家・古民家情報にであえるサイト>

空き家バンク、町家バンクから探す

空き家バンクは、空き家を有効活用するための制度であり、古民家物件も多く掲載されています。町家バンクはその町家版です。

空き家バンクに登録された古民家物件は、自治体が保有するものが多く、一般の不動産サイトには掲載されていない情報があるのも特徴の1つ。ただし、少し使い勝手が悪かったり、自治体別に物件情報を探す面倒があります。

空き家バンクには、個人間で取引をしなければならない物件や、物件のリノベーションや再利用にあたって、様々な手続きが必要となることもあるので、注意が必要です。

一般の不動産情報サイトから探す

SUUMOアットホームなど、大手不動産ポータルサイトにも、町家や古民家などの物件情報が掲載されています。

検索条件を細かく設定することで、希望する条件に合致した物件を簡単に探すことができます。また、物件情報には写真や間取り図など詳細な情報が記載されており、自宅からでも気軽に物件を探すことができます。

SUUMOやアットホームは、不動産業者が広告費用を払い登録するため、掲載されていない物件があることも。全体像を把握するための最初の方法として、ほかの検索方法と併用してなど工夫して利用するとよさそうです。

町の不動産屋で探す

ネットに物件情報を掲載していない町の不動産屋も多く、現地に足を運ぶ必要がありますが、地元の物件情報に詳しく、売り出し中の古民家物件の情報を持っていることがあります。広告費用が必要な大手不動産ポータルに載せていない情報が見つかることも。

町の不動産屋に足を運ぶことで、自分にぴったりの古民家物件を見つけることができるかもしれません。ただし、不動産屋が持っている情報がエリアなどに限られていることもあり、自分が探している物件が見つからない場合もあるため、複数の不動産屋を訪ねたほうが理想の物件に出会いやすくなります。

STEP3:内覧して、町家・古民家物件を確認

物件情報を収集し、いくつか候補を見つけたら内覧してみましょう。1件の町家・古民家だけでなく、複数の物件を見ることで、相場観や、それぞれの物件のメリット・デメリットがみえてきます。

事前に調べていた際の情報との差異がないか、「絶対に譲れない条件」は満たされそうかをチェックしてみてくだい。「条件に合わなさそうなポイントが。。」となった場合、リノベーションなどで解決できないか立ち会ってくれている不動産業者に相談してみて解決策を検討するとよいでしょう。町家であれば再建築不可物件も多いので、建て替えができません。購入後の修繕やどのように利用していく必要があるのかもこのタイミングできちんと理解しておきましょう。

気に入った物件が見つかったら、一度の内見だけで決めてしまうのではなく、物件だけでなく、周辺環境と合わせて二度三度とご覧になるのが理想です。交通量や防犯面などを確認するため、朝や夜など、時間帯や曜日を変えて訪問してみる。本当にその物件で自分がしたい暮らしを実現できそうか、置きたい家具や希望の部屋割りがあるなら、メジャーを持参して、本当に置けるかを確認しておくのも良いと思います。

内乱が済んだらSTEP1と同様、「絶対に譲れない条件」で、候補を絞って、「あったらうれしい条件」で優先順位をつけていくとよいでしょう。

STEP4以降については後編で。町家購入のメリットについてはこちらにもまとめていますので是非。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次