【宮城県の空き家バンク一覧】空き家バンクで町家・古民家を探す

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宮城県 空き家バンク

都市圏から離れて地方や田舎でで過ごしたい、移住してみたい。

古民家や町家をリノベーションして自分なりの暮らしを楽しみたい。

そんな時には、空き家の売り手と借り手を仲介してくれるサービス「空き家バンク(空き家情報バンク)」がおすすめです。今回は宮城県の空き家バンクをご紹介します。

目次

空き家バンクを探す前に、宮城県の特徴をご紹介

宮城県 空き家バンク
出典:せんだい・宮城フィルムコミッション

宮城県内には35市町村(14市10郡20町1村)があります。

東北地方の太平洋側に位置し、比較的温暖で降雪が少ないのが特徴。 400年の歴史を持つ仙台七夕や、日本三景のひとつに数えられる松島など、豊富な観光資源も魅力です。

県内の重伝建(重要伝統的建築物保存地区)は村田町村田の商家街のみ。意外と少なく感じますが、奥州街道沿いには古い街並みがのこります。

宮城県は県庁所在地である仙台市を中心に交通網が発達しています。

特に、県を南北に走る新幹線は他都道府県へのアクセスに大変便利で、東京へは東北新幹線で片道最短90分で行くことができます。通勤にはJRやバスのほか、仙台駅を中心に東西南北に走る地下鉄が便利です。

また、仙台市中心部から30分ほど車を走らせれば海や山があり、海水浴、温泉、スキーなど週末のレジャーを気軽に楽しみたい方には最適な環境がそろっています。

仙台市 空き家
出典:仙台観光情報サイト せんだい旅日和

宮城県の気候は、典型的な太平洋側の特性と同様ですが、その中でも平野が広がる東部と、山地が多い西部に大別されます。

仙台平野から北上高地の南端にかけての東部は、太平洋に面しているため、海風が入りやすく、夏の暑さはあまり厳しくありません。 東北地方の中では冬も割合い暖かく、一年を通じて比較的穏やかな気候です。

宮城県で空き家バンクを利用するにあたっても、上記の特徴を理解しておけば、気になる自治体を選びやすいのではないでしょうか。

宮城県の空き家バンク一覧

宮城県 空き家バンク

宮城県下の空き家バンクは以下の通りです。

都道府県市区町村空き家バンク(リンク付き)
宮城県全域空き家等対策について
宮城県塩竈市塩竈市空き家バンク制度について
宮城県気仙沼市移住定住支援センターMINATO
宮城県白石市白石市空き家バンク
宮城県角田市角田市空き家バンク
宮城県登米市登米市空き家情報バンク
宮城県栗原市住まいる栗原ホームサーチ事業・空き家バンク
宮城県東松島市空き家バンク(東松島市HP内部)
宮城県大崎市宮城おおさき移住支援センターcu:rus
宮城県七ヶ宿町七ヶ宿町空き家バンク物件情報
宮城県村田町村田町移住・定住・結婚ガイド
宮城県川崎町川崎物件ポータルサイト(空き家バンクの役割)
宮城県丸森町丸森町移住・定住サポートセンター・空き家バンク
宮城県山元町山元町空き家バンク
宮城県松島町松島町空き家バンク
宮城県大和町大和町空き家・空き店舗バンク
宮城県大郷町大郷町空き地・空き家バンク
宮城県大衡村大衡村空き家バンク
宮城県色麻町色麻町空き家バンク事業
宮城県加美町加美町空き家バンク
宮城県涌谷町涌谷町空き家バンク
宮城県美里町美里町空き家バンク
宮城県女川町女川町空き家等活用情報提供事業
宮城県南三陸町南三陸町空き家バンク

空き家バンク利用上の注意

仙台 移住

空き家バンクの利用にあたって意識しおきたいことをまとめてみました。

生活環境が自分に合っているとは限らない

空き家を手放すからにはそれなりの理由があることが考えられます。

例えば下記のようなパターンが考えられます。

  • 交通の便が良くない
  • 生活に必要な施設(スーパーや病院など)が近郊にない
  • 学校や役所などが近郊にない

上記のように施設に関連するものもあれば、その地域の特徴やコミュニティになじめるかどうかも重要です。物件の購入を決める前や入居前には、必ず現地で内部や周辺環境を確認しておきましょう。

空き家期間が長い古民家だと、物件に問題がある可能性も

空き家物件自体に問題がある可能性があります。

修繕などで費用が想像以上に発生する可能性と、建て替えや売却ができない物件です。

修繕などで費用が想像以上に発生する可能性

空き家になって人が生活しなくなると、どうしてもいたみやすくなってしまいます。

リノベーションによる修繕を前提に物件を探されている方も多いと思いますが、予想以上に修繕費がかかる可能性があることを考慮しておく必要があります。残置物の撤去が発生することも多いため、ここにも費用が発生します。

建て替えや売却ができない古民家も

建て替えができないパターンは、接道義務をみたいしていないなど再建築不可物件である物件。

こちらは、再建築不可物件を魅力的な物件へ”リノベーション”する、接道義務を満たす土地にするなど、事前に理解しておくことで、「固定資産税や都市計画税が安い」「相続対策に有利」などのメリットを教示することが可能です。

売却ができない物件は僻地で買い手がいないパターン、事故物件などで買い手が見つからないパターンなどがあります。この辺りも把握しておくとよさそうです。

所有者と直接交渉する必要があるものも

空き家バンクが不動産会社を介して契約できる仕組みを作っていることもありますが、

そうでないパターンが多く所有者と直接交渉する必要があります。

空き家バンクを運営しているのは自治体です。営利目的ではないため、契約や仲介に関与していません。所有者と直接交渉する必要があることを理解しておきましょう。心配であれば現地の不動産会社に間に入ってもらうことも可能です。

無料譲渡の場合の古民家にかかる費用を知っておきましょう

無料で空き家を譲ってもらっても、取得するためにはさまざまな税金などの支払いが必要です。

空き家バンクで手に入れた古民家を自身の名義にするために必要な費用を確認して、資金計画を立てましょう。

購入した物件の所有権を公的に証明する「登記費用」

<空き家バンクで取得した古民家の登記にかかる費用>

・登録免許税:固定資産税評価額の2%
・司法書士代行費用:数万~5万円 / 1件
・印紙代:200円

「不動産登記」は義務化されていないため、対応しない方も。

しかし、物件の悪用や所有権の争いといったトラブルを防ぐために、古民家を無償で取得した場合でも、登記の手続きを行うことを強くおすすめします。

かかるのは下記の金額。

空き家バンクで取得した古民家にかかる税金

個人から個人への譲渡: この場合、贈与税が譲られる側に課せられる可能性があります。譲る側には所得税や住民税が課されることはありません。

個人から法人への譲渡: 譲られる側の法人には法人税が課せられる可能性があります。また、譲る側の個人には贈与税が発生する可能性があります。

法人から個人への譲渡: 個人が法人から不動産を無償で譲り受ける場合、個人には贈与税が課せられる可能性があります。法人側には法人税が発生することが一般的です。

法人から法人への譲渡: 法人間での譲渡では、受贈側の法人に対して法人税が課せられることがあります。譲渡側の法人には、場合によっては特定の税金が発生することがあります。

不動産の無償譲渡では、譲る側と譲られる側にそれぞれ課せられる税金が異なります。

これらの税金は、譲渡が個人間で行われる場合と法人間で行われる場合によっても異なるので、具体的には上記の4つのパターンに分けて確認しましょう。

これらの税金の詳細や手続きについては、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

正確な情報を得て、適切に対応することで、不要な税負担を避けることができます。

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