
移住してみたい。古民家や町家をリノベーションして自分なりの暮らしを楽しみたい。
そんな時には、空き家の売り手と借り手を仲介してくれるサービス「空き家バンク(空き家情報バンク)」がおすすめです。今回は大分県の空き家バンクをご紹介します。
空き家バンクを探す前に、大分県の特徴をご紹介

大分県は、14市、3町、1村の合計18市町村で構成されています。
「アジアの玄関口」である九州の北東部に位置する大分県。 戦国時代には南蛮貿易が盛んに行われるなど、古くから国際色豊かな都市として繁栄し、県指定の有形文化財(建造物)の数は日本一を誇ります。 源泉数・湧出量も日本一で、全国的に有名な別府温泉や湯布院温泉をはじめとした温泉地が多数あり、「おんせん県」とも呼ばれています。
大分県では商家町の日田市豆田町、武家町の杵築市北台南台が重伝建(重要伝統的建築物保存地区)に指定されています。

福岡都市圏から約2時間20分。大分空港から羽田空港への直行便なら東京まで1時間30分で行くことができます。大阪までだと1時間かからずにアクセス可能です。
大分県で空き家バンクを利用するにあたっても、上記の特徴を理解しておけば、気になる自治体を選びやすいのではないでしょうか。
空き家バンク利用上の注意

生活環境が自分に合っているとは限らない
空き家を手放すからにはそれなりの理由があることが考えられます。例えば下記のようなパターンが考えられます。
- 交通の便が良くない
- 生活に必要な施設(スーパーや病院など)が近郊にない
- 学校や役所などが近郊にない
上記のように施設に関連するものもあれば、その地域の特徴やコミュニティになじめるかどうかも重要です。物件の購入を決める前や入居前には、必ず現地で内部や周辺環境を確認しておきましょう。
空き家物件に問題がある可能性がある
空き家物件自体に問題がある可能性があります。修繕などで費用が想像以上に発生する可能性と、建て替えや売却ができない物件です。
1つは、修繕などで費用が想像以上に発生する可能性。
空き家になって人が生活しなくなると、どうしてもいたみやすくなってしまいます。リノベーションによる修繕を前提に物件を探されている方も多いと思いますが、予想以上に修繕費がかかる可能性があることを考慮しておく必要があります。残置物の撤去が発生することも多いため、ここにも費用が発生します。
2つめが、建て替えや売却ができない物件。
建て替えができないパターンは、接道義務をみたいしていないなど再建築不可物件である物件。こちらは、再建築不可物件を魅力的な物件へ”リノベーション”する、接道義務を満たす土地にするなど、事前に理解しておくことで、「固定資産税や都市計画税が安い」「相続対策に有利」などのメリットを教示することが可能です。
売却ができない物件は僻地で買い手がいないパターン、事故物件などで買い手が見つからないパターンなどがあります。この辺りも把握しておくとよさそうです。
所有者と直接交渉する必要がある
空き家バンクが不動産会社を介して契約できる仕組みを作っていることもありますが、そうでないパターンが多く所有者と直接交渉する必要があります。
空き家バンクを運営しているのは自治体です。営利目的ではないため、契約や仲介に関与していません。所有者と直接交渉する必要があることを理解しておきましょう。心配であれば現地の不動産会社に間に入ってもらうことも可能です。
大分県の空き家バンク一覧

大分県下の空き家バンクは以下の通り
都道府県 | 市区町村 | 空き家バンク(リンク付き) |
---|---|---|
大分県 | 大分市 | 大分市住み替え情報バンクを利用しませんか |
大分県 | 別府市 | 別府市空き家バンク |
大分県 | 中津市 | なかつ移住の窓口 |
大分県 | 日田市 | 日田市空き家バンク事業 |
大分県 | 佐伯市 | 佐伯市空き家バンク |
大分県 | 臼杵市 | うすき暮らしナビ |
大分県 | 津久見市 | つくみde Life |
大分県 | 竹田市 | 農村回帰竹田市移住。定住支援サイト |
大分県 | 豊後高田市 | 豊後高田市IJU支援サイト |
大分県 | 杵築市 | 杵築市移住定住ポータルサイト |
大分県 | 宇佐市 | 宇佐市移住安心ガイド |
大分県 | 豊後大野市 | ぶんごおおの暮らし手帖 |
大分県 | 由布市 | 由布市移住・定住情報 |
大分県 | 国東市 | 国東市空き家バンク |
大分県 | 日出町 | 日出町空き家バンク |
大分県 | 九重町 | 九重町空き家・土地バンク |
大分県 | 玖珠町 | 玖珠町空き家バンク |